夏の風物詩の一つ …… あせも(汗疹)
嫌な風物詩ですね……。
猛暑日の続く今年の夏、私もあせも(汗疹)に苦しめられています。
両手の甲に大量のあせも(汗疹)が広がり、かゆいかゆい(涙)
あせも(汗疹)用の軟膏を塗っても、かゆみは治まるけど回復はしない。
というかひどくなってます。
一体何が起きてるんだぁぁぁぁ?!
というわけで調べてみました。
■あせも(汗疹)には主に3種類ある
紅色汗疹(こうしょくかんしん)
一般的なあせも(汗疹)と言えばこれ。
赤いあせも
小さな赤いブツブツでかゆみがあり、汗をかくとチクチク刺すような感覚がある。
水晶様汗疹(すいしょうようかんしん)
白いあせも
直径1~3mm程度の小さな水ぶくれがたくさんできる。
かゆみはない。
数日で自然に治ることが多い
深在性汗疹(しんざいせいかんしん)
赤みやかゆみはほとんどない。
正常に汗を排出できなくなった皮膚が盛り上がる。
体内に熱がこもって熱中症を引き起こすことがある。
※漢字の読み方
汗疹
通常は「あせも」の読みでOK
病名などで使われるときは「かんしん」
なので、「あせも」、「かんしん」両方の読みがあります。
■あせも(汗疹)はかいてはダメ
かいてはダメなのは、悪化するからです。
では、かくとなぜ悪化するのでしょうか?
それは、かいた部分に炎症が起こり、その後に
細菌(連鎖球菌や黄色ブドウ球菌など)が繁殖する原因になるから。
細菌の繁殖は皮膚の表面、または皮膚の深いところに侵入する場合もあります。
皮膚の表面に水ぶくれができた場合、それが破れると
他の皮膚にも感染が広がってしまうことがあります。(とびひ)
また、皮膚の深いところまで細菌が侵入すると、
あずき程度の大きさの硬いしこりができ、
少しずつ大きくなって赤く盛りあがっていくこともあります。
こういった細菌繁殖の症状がでた場合はすぐ皮膚科を受診しましょう。
抗菌剤の入った軟膏や飲み薬で治療します。
私の症状は……
すでにあせも(汗疹)が広がり(とびひ状態)
しかも皮膚が赤く盛り上がってます(涙)
自己診断は禁物ですが、
症状的には紅色汗疹が皮膚内部に浸潤した様子
ただ、皮膚科に行くのもちょっと(なぜか面倒)
少なくとも、患部が広がり、とびひしていることから
細菌が繁殖していることは間違いなさそうです。
なので、自宅にある抗菌剤入り軟膏があったため試しに塗ってみたところ…
なんと、若干良くなりました。
■気になったので、抗菌剤入り軟膏について調べてみました
あせも(汗疹)やとびひに効果があるのは、
皮膚感染症、膿皮症にも効く種類
また、グラム陽性球菌(ブドウ球菌、連鎖球菌など)に対し効果があるもの
たまたま、自宅にあった抗菌剤入り軟膏が上記の効能をもっていたので
あせも(汗疹)やとびひに効果が見られたようです。
治療方法としては、
・薬を1日に2~3回塗る。
・汗をこまめにふき取る。
・患部が熱をもたないようにする。(クーラー利用がおススメ)
・患部の清潔感を保つ。
上記に加え、かいてしまわないように(かいてもダメージが少ないように)
爪を短く切っておくことにしました。
今回のケース
患部が広がっている→細菌が繁殖してるんじゃない?→抗菌剤試そう。
って流れで調べてみて、本当にたまたまうまく行きました。
でも万が一、汗疹による細菌繁殖ではなく、
そもそも汗疹ではない真菌類の繁殖だったとしたら抗菌剤は逆効果です。
(抗菌剤は真菌には効かない+真菌と闘う菌も殺してしまう)
なので、やはり皮膚科に行っておくのが無難ですね。
皆様も暑い夏の風物詩「あせも(汗疹)」にはくれぐれもご注意くださいませ。
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お読みいただきありがとうございました。
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