いきなりアンケート(ではないですが)
「皆様は、どんなとき一番ストレスを感じますか???」
ストレスには大きく分けて2つの要因があります。
①外的要因
これは、簡単に言うと他者の存在から受けるストレスです。
例えば上司からのプレッシャー
子供が言うことをきかない
異臭、騒音などの近所トラブル などなど。
生活している以上、人との関わりは必要ですが、
関わる人全員が自分に合うとは限りません。
そのため、イライラしたり、人に合わせようとして無理をしてしまうことが
ストレスの原因になりえます。
②内的要因
これは自分自身から来るストレスです。
考えていたこと・予定していたこと・目標が達成できず自己嫌悪 などなどです。
さて、解決しやすいのはどちらでしょうか?
外的要因?それとも内的要因?
例えば、嫌な上司と仕事をした後で、ストレス解消に仲の良い友達と遊ぶ。
これってストレスは解消できたとしても、ストレスの原因=嫌な上司は残ったままですよね。
いや、もちろん嫌な上司とうまくやっていく方法もありますが、必ずしもうまく行くとは限らないですよね。
では、内的要因はどうでしょうか?
内的要因の場合、自分を責めるのをやめてあげればストレス自体が解決するわけですね。
なので、解決しやすいのは内的要因ということになります。
でもちょっと待って!!
例えば、予定や目標が達成できないのに自分を責めない=自分を甘やかすってこと?
それってただの現実逃避、どんどん悪化するだけじゃない?!と思われますか。
そのとおり(えっ?!)
そう、だから自分を甘やかすってのは間違えたゴールってことになります。
じゃあ、どうすれば内的要因のストレスを解決できるんでしょうか?
そこで役立つのが自分でできる 簡単なノート術 です。
用意するもの:大学ノート(B5サイズ)、定規、ペン
用意できたら、大学ノートのページに十字線を入れて4等分してください。
4等分したら、
左上に「やるべきこと」
左下に「やりたいこと」
右上に「できたこと」
右下に「できなかったこと」を書きます。
ここで意識してほしいことは以下。
①左上の「やるべきこと」には努力が必要なことで、
”やらなきゃいけない”と理性が言っているものを入れてください。
尚、どちらかというと当日締め切りのものよりも、数日余裕があるものを入れたほうが良いです。
それと、一つで構いませんので自分にとって苦手なことも入れるようにしてください。
(ちなみに、「呼吸する」とか生物として当たり前のことは入れないでOKです)
②左下の「やりたいこと」は逆に努力が必要なことで、
”有意義だからやってみたい、やりたい”と感情が言っていることを入れてください。
(ゲームをするとかマンガを読む、みたいに無意識に時間を潰しているようなことは
入れないでOKです)
③右上の「できたこと」は一日を振り返って(翌日でもOK)
少しでもできたことを入れてください。
本当に少しでもできたら「できたこと」に入れてください。
できなかったことにカウントしてはダメです。
④右下の「できなかったこと」は一日を振り返って(翌日でもOK)
全くできなかったことを入れてください。
やるべきことでできなかったものは翌日のやるべきことに。
やりたいことでできなかったものは翌日のやりたいことに引き継いでください。
自分を責めすぎて引きずる必要はありません。
翌日でも、翌々日でも結果として達成できればOKなんですから。
※書き込む(完成させる)順番も①~④の順にしてください。
できればパソコンではなく、手書きの大学ノートの方が良いです。
書いてみるとこんな感じになります。
例
【①やるべきこと】
・仕事のプロジェクト計画を 8割方完成させる。 ・今日は外食しないで自炊する。 |
【③できたこと】
・7割前後だったが仕事の計画を 進められた ・ニュースで気になる話題を調べた |
【②やりたいこと】
・外国語を学ぶ ・ニュースなど時事ネタの理解を深める |
【④できなかったこと】
・残業のため外食になった。 ・外国語はまだ手をつけられていない。 |
この4分割には自分の生活やメンタルを管理するうえで重要な4項目が入っています。
①「やるべきこと」 = 理性 → 自分を律する習慣をつける
②「やりたいこと」 = 感情 → 生活に余裕を生む
③「できたこと」 = 承認 → 認めて褒めることで自尊心を強くし反省を生かす前向きな気持ちに変える
④「できなかったこと」 = 反省 → 悔やむのではなく、翌日の予定に組み込むことで反省を生かす
このノート術の利点は……
・ノートにまとめてみることで、自分の考えが明確になる。
明確になると意識が強くなるので、その分達成もしやすくなる。
・自分の理性と感情の存在を意識し客観視できるようになる。
・「やりたいこと」を入れて感情が入る余裕を作っているので、
自分を過度に追い詰めなくて済む。
・「やるべきこと」「やりたいこと」どちらも”努力が必要なこと”から選んでいるので、
現実逃避したという自己嫌悪を持たずに済む。
・少なくとも何かしら頑張ったことが分かるので、自尊心が保てる。
・「やるべきこと」ができなくても翌日以降の計画に含めるよう見直せるので、
長期目線で達成できれば良いと気持ちに余裕が持ててやる気を失わないで済む
ちなみに、「やるべきこと」に一つで構わないので自分にとって苦手なことも入れるようおススメしました。
これは、例えば部屋を1部分でも片付ける、みたいなことでOKです。
(ごみを一つだけでもゴミ箱に捨てるとか、出しっぱなしの本をしまうとか)
自分でも、出しっぱなしの本をしまう程度の努力でしたが、
「やるべきこと」に含めてやってみたところ、不思議なことに悪い癖と闘っているという意識が持てて
自尊心が多少満たされるのを感じました。俺って頑張ればできるじゃん、みたいな。
結果、少しずつ部屋が片付き快適になったので大成功です。
一番怖いのは、ストレスで自分が壊れてしまうこと、無気力になってしまうことです。
ただ、どうしても仕事や近所付き合いなど、人と接するストレスは避けられないもの。
なので、せめて帰宅したとき、自分一人のときは自分を褒めてあげられるプロセスを作る。
そうすれば、自分でメンタルを管理、コントロールしストレスから解放される時間が持てるはずです。
この情報が皆様のメンタル面での健康に役立てば幸いです。
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お読みいただきありがとうございました。
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